たいいくのひ

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「ん、んん………って……おい」

「ん？」

「ん? じゃない。何してんだよ」

「何って。説明して欲しいのか？」

「……お前が俺の股座で何やらやっていることについての説明はいらない」

「そうか」

「こんな時間に…って、今何時？」

「2時を回った頃か」

「今、帰ってきたのか？」

「ああ。帰ったのは小一時間前だが。軽く飲んで、風呂に入ったからな」

「おかえり。お疲れさん」

「ただいま」

「………でさ、俺、寝てたんだけど」

「そのようだな」

「明日も…ていうか今日だけど、朝からフツーに仕事なんだけど」

「そうだな。私もだ」

「で、何やってんの？」

「いや、だから…」

「聞いてること、わかるよな？」

「………」

「疲れてないのかよ」

「疲れている。クタクタだ」

「疲れすぎて…ってヤツか」

「まあ、そうかな」

「しかたねぇ奴だなぁ」

「……よすか」

「よすのかよ」

「いいのか」

「いいのかって言うかさぁ……。何とかしろよな、コレ」

「わかった。最後まで責任はとらせてもらう」

「あと、ひとつ貸し、な」

「それは今からすぐに返すぞ」

「今からそんなすげぇのかよ…。ま、お手柔らかに」

「了解……」

「…んんっ……」





おわり

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繁忙期の夜中にありがちな（笑）。
お手柔らかにはいかんでしょうねー、たぶん。
大丈夫。
まんざらでもないから。