たいいくのひ
since November 22th 2012
【013-01】おねがい
天空菌の生みの親tさんのご本の当征マンガで、
当麻が征士に一緒に寝たいっておねがいする可愛いのがあって、
もうそれはそれはすっごく可愛くて大好きなのです(≧∇≦)。
で、これって逆だったらどうだろうって考えたら
それがまた、結構面白かったのです。
そんな会話。
征士さんが攻めなのか、
襲い受けなのかわかんないけど、
一応征当ジャンルにしておきます。
とにかくやっぱり天然でございます。
あ、柳生邸同居中の二人。
**********
「当麻…」
「………」
「当麻?」
「………んん?」
「……もう眠っていたか」
「…いや、ああ…寝て…たかな?」
「すまん」
「…んー、だいじょぶ。なんだよ?」
「折り入って頼みがあるのだが…」
「んー?」
「あー、その…うん」
「………」
「………」
「………」
「…当麻?」
「………」
「…当麻」
「…ん、あ、おれ、ねてた? 」
「ああ、そのようだ」
「ごめん、ごめん、で、なんだっけ?」
「ああ、その………………そっちに、行ってもいいか?」
「んー? そっちって…?」
「だからその、お前の方に…」
「なに? そこからじゃダメなのか? 俺たちしかいないんだから、誰にも聞こえないぜ?」
「いや、そうではない。だからその…お前のベッドで…寝かせてもらえないだろうか」
「んー? 寝心地悪いのか? ま、代わったっていいけど、おんなじベッドだと思うぜ?」
「…いや、そうではなくて」
「ん?」
「その…。一緒に寝かせて欲しい…のだが…」
「ふーん…って、え!?」
「………」
「俺のベッドで、俺と寝たいってこと!?」
「ああ」
「うわー、目ぇ覚めた!」
「やはり……ダメだろうか?」
「いや、あの、ダメじゃないけどさ…。なんで?」
「わからん」
「……即答だな」
「私も考えたのだ…。なぜ当麻なんかと一緒に寝たいと思うのか…」
「なんかって言うなよ………で?」
「わからない」
「……そうか」
「どうだ? いいのか、よくないのか」
「いや、いいっていうほど良くもないけど…」
「そうか……」
「いや、あの、そんなにガッカリするほどそうしたいんだったら、そんなに断る理由もないっていうか…」
「いいのか?」
「いや、だからな?」
「いやなのか?」
「………征士、お前さ」
「ああ」
「逆だったらどうよ? 驚くだろ?」
「逆?」
「そう」
「当麻が…私のベッドで、私と一緒に寝たいと言ったらということか」
「うん、そう」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………どうなんだよ」
「………悪くない」
「…………そう…か……」
「おかしいか」
「……どうかな」
「当麻はどうだ?」
「なにが?」
「その…私と一緒に寝たいと思ったことがあるか?」
「えー? あー、うーん……考えたことがないな……」
「……そうか……」
「いや、あのさ、なんでそんなにガッカリするわけ? 俺なんだか超悪いことしてる気になるじゃないか」
「なんでなのだろうな…」
「知るかよ」
「…………」
「だからさー、ダメって言ってるわけじゃないって!」
「いいのか?」
「……ああもうっ、いいよ、別に。たださー、理由が知りたいだけなんだよ、俺は」
「私がお前と一緒に寝たいと思う理由か?」
「そう」
「ない、な」
「は?」
「理由などない」
「じゃあさ、俺じゃなくってもいいわけ? 伸とか、遼とか、秀でも」
「……………………………」
「………」
「………ちょっと想像してみたが…お前がよさそうだな」
「………そう。………まぁいいよ、来たいなら来れば」
「そうか。ならそうさせてもらう」
「………」
「………」
「………失礼する」
「………どうぞ」
「………狭いな」
「………だろうな」
「では、おやすみ」
「ああ」
「………」
「……もう寝てやがる」
「………」
「わけわかんねー。寝られっかな、俺」
おわり
**********
この後、何回かこーゆーことがあって、
だんだん当麻もイヤじゃないことに気がついて、
征士さんもだんだん自分の気持ちに気がつくといいよ!
眠れなくなるのはいつも当麻。
当麻が征士に一緒に寝たいっておねがいする可愛いのがあって、
もうそれはそれはすっごく可愛くて大好きなのです(≧∇≦)。
で、これって逆だったらどうだろうって考えたら
それがまた、結構面白かったのです。
そんな会話。
征士さんが攻めなのか、
襲い受けなのかわかんないけど、
一応征当ジャンルにしておきます。
とにかくやっぱり天然でございます。
あ、柳生邸同居中の二人。
**********
「当麻…」
「………」
「当麻?」
「………んん?」
「……もう眠っていたか」
「…いや、ああ…寝て…たかな?」
「すまん」
「…んー、だいじょぶ。なんだよ?」
「折り入って頼みがあるのだが…」
「んー?」
「あー、その…うん」
「………」
「………」
「………」
「…当麻?」
「………」
「…当麻」
「…ん、あ、おれ、ねてた? 」
「ああ、そのようだ」
「ごめん、ごめん、で、なんだっけ?」
「ああ、その………………そっちに、行ってもいいか?」
「んー? そっちって…?」
「だからその、お前の方に…」
「なに? そこからじゃダメなのか? 俺たちしかいないんだから、誰にも聞こえないぜ?」
「いや、そうではない。だからその…お前のベッドで…寝かせてもらえないだろうか」
「んー? 寝心地悪いのか? ま、代わったっていいけど、おんなじベッドだと思うぜ?」
「…いや、そうではなくて」
「ん?」
「その…。一緒に寝かせて欲しい…のだが…」
「ふーん…って、え!?」
「………」
「俺のベッドで、俺と寝たいってこと!?」
「ああ」
「うわー、目ぇ覚めた!」
「やはり……ダメだろうか?」
「いや、あの、ダメじゃないけどさ…。なんで?」
「わからん」
「……即答だな」
「私も考えたのだ…。なぜ当麻なんかと一緒に寝たいと思うのか…」
「なんかって言うなよ………で?」
「わからない」
「……そうか」
「どうだ? いいのか、よくないのか」
「いや、いいっていうほど良くもないけど…」
「そうか……」
「いや、あの、そんなにガッカリするほどそうしたいんだったら、そんなに断る理由もないっていうか…」
「いいのか?」
「いや、だからな?」
「いやなのか?」
「………征士、お前さ」
「ああ」
「逆だったらどうよ? 驚くだろ?」
「逆?」
「そう」
「当麻が…私のベッドで、私と一緒に寝たいと言ったらということか」
「うん、そう」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………どうなんだよ」
「………悪くない」
「…………そう…か……」
「おかしいか」
「……どうかな」
「当麻はどうだ?」
「なにが?」
「その…私と一緒に寝たいと思ったことがあるか?」
「えー? あー、うーん……考えたことがないな……」
「……そうか……」
「いや、あのさ、なんでそんなにガッカリするわけ? 俺なんだか超悪いことしてる気になるじゃないか」
「なんでなのだろうな…」
「知るかよ」
「…………」
「だからさー、ダメって言ってるわけじゃないって!」
「いいのか?」
「……ああもうっ、いいよ、別に。たださー、理由が知りたいだけなんだよ、俺は」
「私がお前と一緒に寝たいと思う理由か?」
「そう」
「ない、な」
「は?」
「理由などない」
「じゃあさ、俺じゃなくってもいいわけ? 伸とか、遼とか、秀でも」
「……………………………」
「………」
「………ちょっと想像してみたが…お前がよさそうだな」
「………そう。………まぁいいよ、来たいなら来れば」
「そうか。ならそうさせてもらう」
「………」
「………」
「………失礼する」
「………どうぞ」
「………狭いな」
「………だろうな」
「では、おやすみ」
「ああ」
「………」
「……もう寝てやがる」
「………」
「わけわかんねー。寝られっかな、俺」
おわり
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この後、何回かこーゆーことがあって、
だんだん当麻もイヤじゃないことに気がついて、
征士さんもだんだん自分の気持ちに気がつくといいよ!
眠れなくなるのはいつも当麻。
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